屋根はリフォームで耐用年数が延びる!屋根リフォームを解説

屋根は、台風や暴風雨紫外線など、強力な自然環境の中で大切な建物を守っています。しかし、最近は異常気象もあり、思いのほか屋根の劣化が進行していることも多いのです。そこで屋根のリフォームが必要になってきます。

 

建物を守っている屋根は大変重要で、リフォームして長い期間雨漏りなども起こさなければ建物本体の劣化も防げるでしょう。今回は、屋根のリフォームについて詳しく解説します。

 

1.屋根の代表的なリフォームは3種類

建築関係者の方以外は、屋根についてそれほど多くの知識をお持ちでないはずです。まして、屋根のリフォームに関する情報は、もっと分かりにくいことでしょう。それでも、新築から10年以上経過すると、屋根のリフォームのタイミングが来ます。

 

屋根は、1年365日、常に風雨や直射日光にさらされています。それだけに、建物の中で傷みが発生しやすい場所です。10年を過ぎると点検やリフォームを検討する時期、と覚えておきましょう。

 

1-1.屋根は劣化する

最新の屋根材を使用し最高の技術で屋根を完成させても、時間とともに屋根は劣化していきます。そんな屋根の劣化を遅らせるのが、定期的なメンテナンスなのです。屋根が劣化した状態を見過ごしてしまい、破損箇所があれば雨漏りが発生します。建物の室内に雨水が侵入すると、天井や柱から家財にまで悪影響を及ぼしかねません。

 

また、近年増えている、大型台風や地震などの自然災害の際に、家屋の被害を大きくしてしまうリスクが高くなるのです。現在、屋根のリフォームには「葺き替え」「カバー工事」「塗装」の3種類があります。それぞれに特徴があり、屋根の種類により施工の向き不向きもあります。以下でそれぞれについて詳しくご紹介しましょう。

 

2.葺き替えによるリフォーム

3種類ある屋根のリフォームの中で、最も大掛かりな屋根のリフォームが「葺き替え」です。古くなり劣化した屋根材をすべて撤去し、老朽化した下地を補修したうえで、新しい屋根材を使って屋根を葺き替えます。

工期も2週間ほどかかり、費用もかかります。しかし、屋根の寿命をほぼ新築当時の状態まで蘇らせることも可能です。

 

なお、現在ある瓦を一旦屋根から取り外して、傷んでいる屋根の下地部分の修復工事を行い、再び外した瓦を使う工法もあります。この方法は「ふき直し」といわれ、瓦を使い続けることで、新しい瓦の材料費の分だけ費用が安くなるメリットもあります。

 

3.カバー工法によるリフォーム

カバー工法は、現在ある既存の屋根材の上に、新たな屋根材を被せる施工方法です。葺き替えよりも工事期間が短く、廃棄する屋根材もほとんど出ず、工事費用も抑えられます。最近人気になっている屋根のリフォーム工法です。何といっても、既存の屋根材を撤去する手間がかからず、2004年以前の屋根に使われていたアスベストを含む屋根材の撤去をせずに、そのままにできるメリットもあります。

 

カバー工法は屋根材がフラットな形状にのみ施工可能な工法です。現状の屋根材がトタンやスレート材、金属製のガルバリウム鋼板などが使用されていれば、カバー工法が行えます。瓦屋根の場合はカバー工法でのリフォームはできません。

 

4.塗装によるリフォーム

塗装によるリフォームは、全ての屋根塗装に適用できるわけではありません。塗装可能な屋根材は、スレート材・トタン・ガルバリウム鋼板などの金属製屋根があります。また、和瓦は塗装が不要で、セメント・コンクリート瓦は塗装メンテナンスが必要です。

 

このタイプの瓦は塗装することで防水性を維持しているためです。金属屋根と同じように経年劣化で塗装がボロボロになれば、塗り直しが必要となります。塗装によるリフォームは新築から10年が目途です。この間に飛来物などの事故で屋根に大きな破損ができていなければ、再塗装は可能です。

 

5.外壁塗装と同時に工事するとお得

大部分の屋根のリフォームでは、屋根塗装の際に足場を組んで作業しなければなりません。それだけに、外壁などのリフォームも同時に行うことをおすすめします。

 

外壁と屋根のメンテナンスを一緒に施工すると、足場仮設費用を抑えることが可能です。足場の費用は足場を組む場所にもよりますが20万円ほどかかることもあり、一緒に工事を行うと、かなりの費用削減につながります。外壁と屋根の塗装を同時に行うと、次回も外壁と屋根のメンテナンス時期が重なるようになり、管理もしやすくなります。

 

6.まとめ

ご紹介した通り、屋根は強風や豪雪、豪雨に紫外線など、外的な圧力から建物を守っています。その屋根も、時間の経過で劣化が進むと雨漏りなどが起きて、本来の目的である建物を守る能力が低下してきます。そこで、屋根のリフォームが必要になってくるのです。屋根のリフォームを定期的に実施すると、屋根だけでなく建物も長く、良い状態のまま使用できるようになるでしょう。

 

「株式会社建快」は、川崎・世田谷・太田・品川地区とその周辺地域にあり、小さな修繕でも、外観すべてのリフォームも請け負います。「No」は言わないお約束を守るため、他で受けない建物の修繕やリフォームなども、ご相談に乗ります。私たちはいつも「お客様の悩みを解決する方法」を考え続ける企業です。

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